「金利の計算はどうやっているの?」の目次です
金利の計算の仕方
アドオン方式と実質年率方式
元金均等返済
元利均等返済
元金定額リボルビング方式
元利定額リボルビング方式
元金定率リボルビング方式
残高スライドリボルビング方式
自由返済・元金自由返済方式
金利の計算の仕方
金利の計算の仕方と一言で聞くと、なんだかとっても難しく考えてしまいますが、計算方法はわかってしまえばとても簡単です。
金利の計算は、次の式にあてはめて計算します。
【借入残高×実質年率÷年間日数(365日)×返済までの日数=金利】
例
50万円を実質年率29.2%で10日間借りた場合
500,000円×29.2%÷365日×10日=4000円
例
10万円を実質年率18%で30日間借りた場合
100,000円×18.0%÷365日×30日=4000円
・・・というカンジになります。
アドオン方式と実質年率方式
アドオン方式と実質年率方式とは、単純な計算で返済額を計算できる、金利計算方法の1つです。
元金均等返済が主流だったころにアメリカから導入され、見かけの金利が低いことから普及した計算方法となりますが、現在では実質年利のみの表示が義務づけられておりますので、あまり見かけることはありません。
アドオン方式の計算方法
【元金×アドオン年率=総支払金利額】
例
100万円をアドオン年率3%で10回で返済する場合
100万×3%=3万円 総支払金利額3万円
10回払いなので、
3万円÷10回払い=3,000円 月々3,000円の金利
100万円÷10回払い=10万円 月々10万円の元金
月々の返済額は、10万3,000円となります。
アドオン方式は、返済金額の計算がとても分かりやすいですね。
しかし、気をつけてください。
よくみると、最初に借りた元金に対して利率を掛けています。
ということは、月々の返済をしていっても、元金の減少による金利の減少はないのです。
見かけは低い利率に見えても、実質年率とは全く異なりますので、注意しましょう。
元金均等返済
元金均等返済とは、元金を返済回数で割り、その割った金額に毎回の利息を足した額を返済する方法です。
支払回数に応じて毎月の支払額が減っていく仕組みになっています。
■初回時
【毎月返済額】=【借入金額(元金)】÷【支払い回数】
【支払利息】=【借入金額(元金)】×【実質年率(%)】÷【365日】×【30日】
【借入残高】=【借入金額(元金)】−【毎月返済額(金利含)】
■2回目以降
【支払利息】=【借入残高】×【実質年率(%)】÷【365日】×【30日】
【借入残高】=【借入金額(元金)】−【毎月返済額(金利含)】
元金均等返済の金利計算例は、以下のようになります。
例
30万円を実質年率20.0%で12回払いの場合
【初回時】
30万円÷12回=25,000 毎月返済額25,000円
30万円×20.0%÷365×30=4,931 支払利息4,931円
25,000+4,931=29,931 初回返済額29,931円
30万円-25,000=275,000 元金支払い残高275,000円
【2回目】
275,000×20.0%÷365×30=4,520 支払利息4,520円
25,000+4,520=29,520 2回目支払額29,520円
275,000-25,000=250,000 元金支払い残高250,000円
元利均等返済
元利均等返済とは、毎月の返済額をあらかじめ一定額に設定し、借入れ元金部分に対する支払額とその利息分のみを変化させる返済方式です。
返済額が一定額に決まっているので、返済計画が立てやすいというのがメリットですが、元金部分の返済ペースが遅いため、返済総額が増えてしまうのがデメリットです。
■初回時
【支払利息】=【借入金額(元金)】×【実質年率(%)】÷【365日】×【30日】
【元金充当分】=【月額支払額(金利含)】−【当月利息分(利息充当分)】
【借入残高】=【借入金額(元金)】+【当月利息分】−【毎月返済額(金利含)】
■2回目以降
【支払利息】=【借入残高】×【実質年率(%)】÷【365日】×【30日】
【元金充当分】=【月額支払額(金利含)】−【当月利息分(利息充当分)】
【借入残高】=【当月借入金額】+【当月利息分】−【毎月返済額(金利含)】
元利均等返済の金利計算の仕方は、以下のようになります。
例
30万円を実質年率20.0%で12回払いの場合
【初回時】
30万円÷12回=25,000 毎月返済額25,000円
30万円×20.0%÷365×30=4,931 支払利息4,931円
25,000-4,931=20,069 元金充当分20,069円
30万円+4,931-25,000=279,931 借入残高総額279,931円
【2回目】
279,931×20.0%÷365×30=4,601 支払利息4,601円
25.000-4,601=20,399 元金充当分20,399円
279,931+4,601-25,000=259,352 借入残高総額259,352円
元金定額リボルビング方式
元金定額リボルビング方式とは、毎月一定の支払額を設定して、借入残高に対応する一か月分の利息を加算して合算を月々の支払額として設定する方式です。
元金定額リボルビング方式の計算の仕方は、以下のようになります。
例
50万円を実質年利29.2%で定額5万円に設定・追加借入を行わない
【初回時】
500,000円×29.2%÷365日×30日=12,000 支払い利息12,000円
50,000+12,000=62,000 当月返済額62,000円
【2回目】
450,000×29.2%÷365日×30日=10,800 支払い利息10,800円
50,000+10,800=60,800 当月返済額60,800円
元利定額リボルビング方式
元利定額リボルビング方式とは、あらかじめ決まった支払利息額を含んだ定額を支払う方式のことです。
追加借入が発生した場合は追加借入を含んだ金額で定額が見直されます。
元利定額リボルビング方式の計算の仕方は、以下のようになります。
例
50万円を実質年利29.2%で定額5万円に設定・追加借入を行わない。
毎月の返済額は5万円
【初回時】
500,000円×29.2%÷365日×30日=12,000 支払い利息12,000円
50,000-12,000=38.000 元金充当分38.000円
500,000-38,000=462,000 借入残高総額462,000円
【2回目】
462,000×29.2%÷365日×30日=11,085 支払い利息11,085円
50,000-11,085=38,915 当月返済額38,915円
462,000-38,915=423,085 借入残高総額423,085円
元金定率リボルビング方式
元金定率リボルビング方式とは、借入残高から、あらかじめ決まった定率で算出された支払額と、1ヶ月間の支払利息額の合算が実際の支払額となる返済方式のことです。
(例)
借入残高:50万円以下の場合 ・・・ 借入残高の2.0%
借入残高:50万円〜200万円の場合 ・・・ 借入残高の1.5%
借入残高:200万円〜300万円の場合 ・・・ 借入残高の1.0%
残高スライドリボルビング方式
残高スライドリボルビング方式とは、毎月の返済額・最低支払額が借入残高に応じて変化する方式のことです。 例えば、借入が10万円の時は月々1万円の定額返済し、借入が30万円を超えた時は、返済の定額が月々2万円に増えます。 この残高スライドリボルビング方式は、下記の3種類に分けられます。 ◆残高スライド元利定率リボルビング方式 借入した際、借入残高によって、定率が見直されるリボルビング方式。 ◆残高スライド元金定額リボルビング方式 借入した際、借入残高によって、利息を含まない定額が見直されるリボルビング方式。 ◆残高スライド元利定額リボルビング方式 借入した際、借入残高によって、定額が見直されるリボルビング方式。 キャッシング・消費者金融で、最も多く採用されている返済方式です。
自由返済・元金自由返済方式
自由返済・元金自由返済方式とは、決められた返済日に、最低でも利息分以上の入金を行えばよく、元金については自由に返済できる方式です。
この返済方式は、学生ローンなどによく見られます。
キャッシング初心者も、キャッシングのベテランさんも必見です!!